防犯錠・補助錠

鍵は簡単に開けられてしまいます!

防犯性の高い鍵の普及や、防犯意識の向上により、空き巣被害は年々減少していますが、まだまだ被害はなくなりません。
大切な家財や財産を守るため、侵入窃盗の手口や傾向を知り、適切な対策をとりましょう。
泥棒は5分以内に侵入できなかった場合、高確率で犯行を諦めると言われているため、侵入に時間のかかる、防犯意識の高い家であると感じさせることが大切です。

泥棒が得意とする鍵のタイプ

  • ディスクシリンダー鍵

    ディスクシリンダー鍵

    日本の多くの住宅で使用されおり、鍵穴が縦向きでひらがなの「く」の字に見えます。使いやすく耐久性は抜群ですが、ピッキングによる解錠時間は数秒~数分と言われています。

  • ピンタンブラー鍵

    ピンタンブラー鍵

    鍵穴が横向きで、アルファベットの「W」の字に見えます。
    ディスクシリンダーよりも短い時間で解錠されてしまうものもあります。

  • インテグラル鍵

    インテグラル鍵

    ドアノブの中心にプッシュ式の錠が付いています。
    ドアノブごともぎ取られ簡単に解錠されてしまいますので、室内用の錠と考えた方がよいでしょう。

解錠されにくい鍵のタイプ

  • カードキー

    カードキー

    扉側に設置した錠前に磁気カードを通したり、ICカードをかざして解錠します。
    ピッキングによる被害がなく、お財布や定期入れなどに収納できるため場所を取りません。

  • ディンプルキー

    ディンプルキー

    表面に大きさの異なるくぼみがあります。上下左右や斜めにもピンがついていて、複雑な作りになっており、プロの鍵師でも必ず解錠に10分以上かかります。

  • 電子ロック

    電子ロック

    あらかじめ設定した暗証番号を入力することで解錠します。
    鍵を持ち運ぶ必要がないので、紛失の心配がなく、利用者が増えても合鍵を作る必要がありません。

ピッキングとは?

ピッキング

鍵を使わず、特殊な器具等を鍵穴に差し込み、鍵穴を回して解錠する方法です。
以前は錠取扱業者の持つ特殊な技術でしたが、その技術が流出し、ピッキング被害が増大しました。
実際の鍵を使わずに解錠できるので、緊急時には役に立つ方法ですが、悪用される危険性が非常に高い方法です。
鍵の種類によっては、1分かからずに解錠されてしまう場合もあります。
解錠の時間のかかる鍵を選ぶことをお勧めします。

サムターン回しとは?

サムターン回し

ドアの内側から開け閉めをする際、操作するつまみを「サムターン」といいます。
サムターン回しとは、ドライバーやドリルなどの工具を使ってドアに穴を開け、金属の棒を使ってサムターンを回し、解錠する方法です。
ドアとドア枠の間に工具を差し込み、解錠するケースや、ドアスコープや郵便受けの隙間などから狙われる場合もあります。
ドアの材質によっては、簡単に穴が開いてしまうものもあります。

1つのドアに錠を2つ付ける玄関の補助錠

玄関の補助錠

ワンドア・ツーロック。1つのドアに錠を2つ付ける。警視庁でも推奨されており、防犯効果を高めます。
補助錠を取り付けることで、開錠するまでの時間稼ぎになるだけでなく、見た目だけでも最初から侵入する意欲を失わせます。
玄関補助錠は、目的に応じてドアの外側に付ける(外付け)タイプと内側に付ける(内付け)タイプがあります。
外付けタイプは、出かけるときに主錠と一緒に施錠します。外に取付けることで防犯対策を強化していることがわかるために見た目にも非常に効果的です。
ドアの内側に取付けるタイプが内付けです。本錠から離して設置することで、サムターン回しの被害も防ぐことができます。
ドアチェーンやドアガードも補助錠に入ります。

玄関の補助錠を選ぶポイント

玄関の補助錠を選ぶポイント

補助錠を取り付けることで、威嚇効果が期待できますが、安全性の高さを考慮し、よりピッキングが困難になるタイプの補助錠を選ぶとよいでしょう。
また、賃貸住宅の場合は工具なしで取付られるタイプがおすすめです。

泥棒が窓ガラスを割り
進入する手口とは

  • こじ破り(三角割り)

    こじ破り(三角割り)

    窓の枠とガラスの間にドライバーを差し込み、こじるようにしてガラスに穴を開け、そこから指を入れて解錠します。

  • 打ち破り

    打ち破り

    ガラスを道具で叩いて破壊し、そこから指を入れて解錠します。
    音を気にせず、誰かが来る前に侵入し、逃げてしまいます。

  • 焼き破り

    焼き破り

    ライターやバーナーでガラスを熱して割ったり、熱くなったところに水をかけ、ヒビを入れてガラスを割る方法です。

窓の防犯性高める補助錠

窓の防犯性高める補助錠

侵入窃盗の侵入口のトップは窓ガラスからです。
空き巣はガラスを割り、サッシのカギ(クレセント錠)を回し侵入します。
サッシ上下に補助錠を取り付ければ、時間がかかるために侵入を諦めさせることができます。

スライドロック

窓枠部分にレールを取り付け、その上に鍵本体をスライドさせながら施錠します。
レールの長さ分であれば鍵の位置を調整できるので、少し窓を開けて換気しながら施錠をすることもできます。
取り付け方は、強力な粘着テープもありますが、ビスで取り付けるタイプが一般的です。

スライドロック

窓レールロック

窓の下の溝部分に差し込んでつまみを回すと、金具が広がり窓を施錠します。
ビスで穴をあけたり強力な両面テープを使用するタイプではないので、窓枠を傷つけたくない場合や、賃貸住宅の方におすすめです。

窓レールロック